マイクロスコープと顕微鏡

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マイクロスコープとは、一般的に、パソコンやTVの画面上に拡大画像を表示させる装置のことを指します。日本語に訳すと「顕微鏡」になります。

顕微鏡には、一般的に光学的もしくは電子的な技術を用いることによって、微小な物体を視覚的に拡大し、肉眼で見える大きさにする装置で、単に顕微鏡というと場合は、「光学顕微鏡」を指すことが多いです。

顕微鏡の種類には、「光学顕微鏡」の他に、「工業用顕微鏡」「実体顕微鏡」「生物顕微鏡」などがあります。

実体顕微鏡:一般的に観察可能な倍率が比較的2~30倍程度の低倍率なもの
光学顕微鏡(マイクロスコープ):一般的に観察可能な倍率が数十倍~数百倍の高倍率なもの
工業用顕微鏡:工業用途(半導体ウェハ検査、液晶基板検査など)や
       金属標本の観察に利用されるもの
生物顕微鏡:染色されたもの、あるいは染色されていない透明な生物標本を観察する顕微鏡のこと