マイクロボロメータ

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マイクロボロメータとは、
赤外線サーモグラフィで使われ、
赤外線量を抵抗の変化として検出するものです。

マイクロボロメータの各素子は、
対象物から放出された赤外線をレンズを通して結像させます。
それらを、熱エネルギーに変換します。

非冷却タイプのマイクロボロメータも、
感熱素子の周辺温度を一定に保つと、安定して測定できます。
ペルチェ素子などを利用した高度な冷却技術が利用されています。

ペルチェ素子:直流電流により冷却、加熱、温度制御を自由に行える半導体素子
ペルチェ効果は、1900年代初期には理論的な確立がなされました。
実用され始めたのは、半導体材料が用いられる様になってからです。