検電器について

20180116

検電器をご存知ですか?
検電器とは、電路、機器が充電状態なのか、
停電状態なのかを確認する器具です。

停電、復電操作には、電信柱に取付ら得た
開閉器を切ります。
この時にの操作で、該当する開閉器を操作してしまったり、
操作不良を起こすなども考えられます。
また、錯誤により、充電箇所を停電しているのだと、
勘違いすることもあります。
作業前には、必ず作業箇所が充電されていないことを
確認する必要があるので、検査器を使用します。

検査器には、下記の種類があります。

・交流検査器
 ーネオン管式:あまり使用されなくなっています。
 ー電子式
 ー風車式
・直流検査器
・交直両用検査器

交流検査器の電子式の原理は、
ネオン式と同じです。
絶縁物のケースにネオン管を組み込んだ構造に、
検知部を電路に接触させると、人体を通じて微妙な電流が流れます。
これにより、ネオン管の色が変わるので、
充電することが分かる仕組みです。
電子式が異なる部分は、
検電器の内部に電池と増幅回路を内蔵することです。
そうすることで、微小な検出電流が増幅し、
点灯、音響を発生させて確認がわかりやすくなります。