高調波を測定結果の判断基準項目には、
コンデンサとリアクトルや
高調波許容範囲、高調波環境目標レベルなどがあります。
コンデンサとリアクトルは、
JIS規格によって定められています。
1998年にJIS規格に改訂されていますから、
改訂前と後では、判断基準が異なります。
作業をするときは、注意が必要です。
高調波許容範囲は、
明確な基準がありませんが、
電子情報技術産業協会では、電源電圧のひずみ率を5%以内としています。
電源電圧のひずみ率を5%以内でも障害が発生することがあります。
この場合は、他の原因を探します。
正しく管理するために高調波環境目標レベルがあります。
これを目安に正しく管理しましょう。