電源品質の判断基準

eiffel-tower-569384_1280

電源品質用の測定器である
電源品質アナライザ、特有の判断基準についてご紹介します。

電圧変動、高調波、三相不平衡の判断以外に、
・電圧ディップ
・電圧スウエル
・フリッカ
があります。

電圧ディップとは、
瞬時電圧低下(瞬低)のことで、”サグ”とも呼ばれます。
これは、落雷などの自然現象によることが、ほとんどです。
故障問題、発生から遮断までの短時間の間、
電源が低下しますが、すぐに回復します。

インバータなdのの可変速モータは、
15%の電圧低下が0.01秒になると、停止する恐れがあります。
他にも、電磁開閉器、高圧放電ランプなども
低下すると停止することがあります。

電圧スウエルは、
短時間で電圧が上昇することで、大きな負荷を遮断した場合など
似た状況で発生します。

管理値は、一般的に電圧ディップと同じで10%以内です。

フリッカは、
フリッカの大きさは、電圧変動に光源のちらつきが
視界に与える影響を数値化したものです。