太陽電池測定について

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太陽光電設備も一般の電気設備も、保守・点検で
使用すること測定器は、共通のものが多くあります。

太陽光電設備と一般の電気設備の違い
・太陽光電設備は、発電電圧が直流

パネルが広範囲に設置されますから、
太陽光電設備特有の測定器があります。

電流 : 電圧特性測定器
太陽電池の電流ー電圧特性は、
短絡電流と開放電圧を起点とする
右肩上がりの曲線的なグラフになります。
この特性の曲線は、日射量や気温、
影や劣化の状況あるいは、故障などがある場合に変化します。

太陽電池モジュールやセルが劣化すると、
発電量が低下し、
さらに、故障や不具合により発電が停止することがあります。

不良箇所を探査する測定器が故障点探査器です。
探査には、磁界探査と電界探査の2つがあります。
一般的に測定内容によって、使い分けます。

測定器によっては、測定データをパソコン上で管理できるものもあります。
測定データをパソコンで管理したり、
報告書の作成も簡単に行えます。