振動計について

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振動計は、
洗濯機の脱水時などにガタガタと動くなど
ポンプや放風機などの回転による
振動の大きさを測定します。

この振動計によって、
洗濯機などが運転時に発生する振動が
正常な振動なのか異常振動なのかを
早く判断する出来ます。

また、日本では、工場や建設現場で発生する
振動を生活環境から守るために、振動規制法が
あります。振動計によって、振動レベルを測定する
ことができます。

振動の測定量には、下記の3種類があります。
・変位
・速度
・加速度

変位の大きさは、周波数に無関係ありませんが、
速度の大きさは、周波数に比例します。
加速度の大きさは、周波数の2乗に比例しています。
ですから、振動の周波数が大きくなるに連れて、
変位、速度、加速度の順に測定量を選ぶほうが、
感度より測定できます。
一般的に、数10Hz以下の場合は変位、
1000㎐程度では速度、
それ以上は加速度で測定すると、
良いと言われてます。

振動センサと測定量には、非接触形と接触形に大きく分けられます。
一般の振動測定では、動電形、電圧形のセンサがよく使用されます。