騒音計とは

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騒音計とは、簡単に言うと騒音を測定するものです。

いろいろな音がある中で、不愉快に感じる聞きたくない音が騒音になります。
騒音を評価するには、人の感覚に合わせる必要があります。
その人の耳の感覚は、周波数によって異なり、
同じ音圧レベルの音でも、音の周りにある周波数が異なると
大きさが違って聞こえます。

人が感じる音おの大きさの周波数が依存性を表した表を
「等ラウドネス曲線」といわれています。
等ラウドネス曲線とは、
縦軸:音圧レベル
横軸:周波数
で、同じ大きさに聞こえる音を線で結んだものです。

音の音圧レベルは、感覚量とは、
異なり一致しないので、複雑な関係があります。

騒音計には、
測定精度の違いによって
・普通騒音計
・精密騒音計
に分かれています。

騒音計の測定器に関係しているのは音波です。
この音並には、縦波と横波があります。

音源から音が空気の圧力変動に伝わって
その振動を耳が受け取ります、音として認識します。

この振動は、空気の密度の変動として伝わり、
音波は粗密波になります。
この振動する方向が波の進行方向と平行なので、
縦波とも言われます。

これに対して横波は、海の波や光などがあります。