DDSとは、ダイレクト・ディジタル・シンセサイザの略で、日本語訳はデジタル直接合成発振器となります。
DDS方式は、加算器とラッチでアキュムレータ(一般に位相アキュムレータと呼ばれる)を構成し、クロックに同期して周波数設定値Nを累積していきます。そうすると、周波数設定値に比例した速度のノコギリ波状のディジタルデータが得られます。
このデータは、出力波形に相当します。
DDSを任意波形発生器として使用する場合の注意
アキュムレータの出力は、周波数が高くなるに従い、飛び飛びの値を取るようになります。
細かい変化の多い任意波を高い周波数で出力したい場合は、DDSのこの特性に注意が必要です。