測定器の故障原因の1つに、静電気が上げられます。
静電気による故障は、多くの場合「CDM(Chage Device Model)」と呼ばれる過大入力が原因による場合が多いです。
CDMとは、デバイスにたまった静電気の事です。
測定時に放電して測定器を破壊する原因になります。
また、多層基板やケーブルなどのデバイスは、
コンデンサの様に静電気を蓄える性質があります。
静電マットやイオナイザーなどで、デバイスにたまった静電気を取り除くようにしましょう。
静電気を完全に取り除くことは、出来ませんが、
CDMやデバイスの性質を知らないと、安易に接続して故障の原因となります。