事故を起こしたケーブルでは、
負荷側は全て停電してしまいます。
停電した時の影響は、大きいのですから、
早期発見をして、復旧させる必要があります。
まず、この事故点を発見する必要があります。
どのように見つけるのでしょうか。
ケーブルは、限定された場所ではなく、広範囲にありますし、
露出していないので、目視チェックも難しいでしょう。
それで、時間短縮ができて精度の高い探査ができる
「事故点探査器」を利用します。
事故探査器の探査方法には、いろいろあり
事故の状況によって、測定器を単独もしくは、
組み合わせて利用します。
探査方法は、大きく分けて3つに区分することができます。
・路線定数を測定する方法
・パルスを使用する方法
・その他の方法
路線定数を測定する方法には、
・マーレーループ法
・静電容量法
が、あります。
パルスを使用する方法には、
・パルスレーダ法
・放電検出法
が、あります。
その他の方法として、
・探針法
・電磁波測定法
・漏電検査法
が、あります。