埋設ケーブルの位置探査を行う際に必要な道具は、
下記の3点になります。
・送信器
・外部コイル
・受信器
埋設ケーブルの測定原理は、ケーブル探査と同じで、
埋設ケーブルに信号電流を流すと、ケーブル周辺に
磁界が発生し、この磁界を検出する方法である
「磁界方法」です。
この磁界を受信器で検知することで、
地上からケーブルの埋設の位置と深さを測定します。
埋設ケーブルに信号を注入する方法には、
・間接法
・外部コイル部
・直接法
が、あります。
それぞには、短所、長所がありますから、
現場の状況に合わせて選ぶ必要があります。
また、測定方式やノイズ環境によって、
測定周波数も4種類ありますから、分けることもできます。
また、測定周波数によっても
適切な信号注入方法がありますから、
現場の環境状況だけではなく、
測定する周波数も考慮して探査方法を
選ぶ必要があります。
探査方法の特徴をしっかりと理解することは、
正確に探査するのに大切なことです。
次回は、探査方法の特徴について、
ご紹介します。