濃度について④ 塩分濃度

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生活の中で気になる濃度といえば、塩分濃度があげられるのではないでしょうか。高血圧や腎臓の機能、生活習慣病にも関連がある塩分。気になるところです。

身近な塩分濃度
海水の塩分濃度は30~35‰(パーミル)、人の血液中の塩分濃度は約9‰です。なので生理食塩水も9%ですね。人が食べておいしいと感じる塩分濃度も、9%のようです。とはいえ、人の好みには差がありますので、きちんと塩分濃度を測って摂取したい人には、測定器の助けが必要です。

塩分濃度計
調べてみると、たくさんの種類の塩分濃度計が販売されています。塩分チェッカー、塩分測定器と呼ばれていたりもします。
塩分濃度計の表示方法は大きく二通りで、

      ①うすい・ふつう・濃いと段階で簡易的に表示するもの
      ②デジタルで小数点まで表示するもの

があります。主に液体の食品の塩分を測ります。1日の塩分摂取量ではなく、食事毎に、濃度換算0.5~0.8%になるように塩分を調整します。そうすることで、体への負担が少なくなります。塩分濃度計を使って料理をしたり、食事をすることで、どれがいわゆる「うす味」なのか把握しやすくなるようです。日本食は健康的を世界的にも言われていますが、唯一の欠点が塩分摂取量が多くなりがちであることです。日々の食事が体を作るので、測定器を上手に生活の助けとして取り入れたいですね。