マルチメーター 6

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メーターには、これまでご紹介した通り、アナログマルチメーターとデジタルマルチメーターの2種類があります。

現代でも、目盛が連続していて見やすいことから、デジタルマルチメーターが登場し進歩しましたが、
今でも一般的に広く利用されているアナログマルチメーターの歴史は、
デジタルマルチメーターより前の1960年前後に登場したと、言われています。

アナログマルチメーターよりデジタルマルチメーターの方が、誤差が少ないのでしょうか?
まず、アナログマルチメーターの誤差の原因には、下記の点が考えられます。

・読み取り誤差
・振動や衝撃
 など

読み取り誤差は、目盛を読みとる時の姿勢や位置によって、生じます。

デジタルマルチメーターは、数字がはっきりと表示されるので、誤差はないのでしょうか。
・デジタルマルチメーターのパネルなどパーツが環境によって変形する
・数値のばらつき
など

数字の読み取り誤差がなくても、数値が正確に表示されても
表示される数値にばらつきが見られこともあり、デジタルマルチメーター測定器にも誤差が生じます。

誤差の理由がそれぞれ違いますが、どちらにも誤差が生じることを踏まえて、
測定するに対象にあった、マルチメーターを選びましょう。