オシロスコープ 70

tech-3041437_1280

オシロスコープの活用法:カーソル、および媒介パラメータ測定について(2)

カーソルが非常に便利ではありますが、手動で適用しなければなりません。しかしパラメータ測定は自動で設定出来るだけではなく、とても正確で、何より重要な点はゲート機能を利用し、波形での特定領域を選択して測定できるということです。波形の全ての領域でパラメータの平均値を測定する代わりに、波形の特定部分を指定し該当領域のみで測定するように指定できます。

パラメータ測定結果の値は、テーブルで表示されます。波形が捕捉されアップデートされる度に、全てのパラメータが測定され、パラメータテーブルの統計に含まれます。

最新のオシロスコープでは多くのパラメータ数があり、オシロスコープに設置されたオプションに従って、測定項目と提供されるパラメータの個数が違ってきます。パラメータを選択する時、「All Measure」を選べば画面に全てのパラメータが表示され、提供される様々なカテゴリから必要なパラメータを選択出来ます。

カーソルとパラメータの2つを使って、更に詳しい分析を実施してみてください。