オシロスコープ 67

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オシロスコープの活用法:シーケンス、ヒストリーモード(2)

シーケンスモードでは最小2個のセグメントから、最大10,000個のセグメントにメモリを分ける方法でサンプリング速度と時間軸設定を思うように維持することが出来ます。各セグメントは波形補足時間、セグメントとセグメント間の時間、および最初のセグメント発生以後の経過時間などが表示されます。この方法で希望のサンプリング速度と、水平時間軸設定を維持することが可能です。各セグメントには時間、セグメントとセグメント間の時間、および最初のセグメント以後の経過時間が、素因として表示されます。セグメントに保存された波形などは、補足された順番通りに並べて表示され、拡大トレースを利用し、各セグメントの波形を確認できます。

ヒストリーモードは信号アクイジションメモリを分割、波形を分けて保存し異常波形を探し出すことが出来る波形アクイジションモードです。ヒストリーモードはサンプリング速度、メモリ長、およびタイムベース観点から自動化されています。希望する波形の数を入力すると、適切な設定でセグメント化されます。

ヒストリーモードでは、時間を前/後にスクロールすることが出来、グリッチ、ラントや発見出来なかった他の問題などを探し出すことが可能です。波形を見ながら問題が発生したとき、すぐにスクロールを止めることが出来るでしょうか?ユーザーの行動が遅れてしまい、目で確認した波形が画面から消えてしまった後ではないでしょうか。これがまさにヒストリーモードを使用する理由です。以前の全ての波形を保存し、簡単に再度スクロールして測定や分析を行うことが出来ます。