オシロスコープ 40

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今回はオシロスコープのトリガについてご紹介していきたいと思います。

オシロスコープの基礎:基本的なトリガ(1)

トリガを利用すれば、オシロスコープで大きく2つの作業を実行出来るようになります。
-ユーザー波形でイベント(特定の信号、または異常信号)を探します
-望む信号を安定的にディスプレイします

ユーザーがトリガ条件を設定すれば、オシロスコープは条件を満たす信号を見るため収集したデータを探します。条件を満たせば、オシロスコープはトリガイベントを表示、次のトリガイベントを探し始めます。もしユーザーが単独収集モードの状態なら、イベントを探した後、停止します。これを活用し、ユーザーは自身の波形の特定部分を探す為、トリガ条件を設定することが出来ます。

トリガにはいろいろな種類がありますが、最もよく使われるものは「エッジ・トリガ」です。エッジ・トリガは選択したソースの傾き(上昇、または下降)および電圧レベル(トリガレベル)を探し、トリガ条件を識別します。入力チャネル、補助入力トリガ、またはライン入力はトリガソースとして使用されます。