オシロスコープの基本:デジタル・オシロスコープ
エンジニアの観点から見た時、オシロスコープは近年の入り組んだ問題を解決する「鍵」と言えるでしょう。オシロスコープはどのような種類があり、それぞれどのような特徴を持っているのか、ご紹介したいと思います。
デジタル・オシロスコープは、「デジタル・ストレージ・オシロスコープ(Digital Storage Oscilloscope、DSO)」「デジタル・フォスファー・オシロスコープ(Digital Phosphor Oscilloscope、DPO)」「混合信号オシロスコープ(Mixed Signal Oscilloscope、MSO)」「デジタル・サンプリング・オシロスコープ」に分類することが出来ます。
デジタル方式とは、オシロスコープで作動範囲内のどのような周波数でも安定して鮮明に表示することが出来ることを意味します。
繰り返される信号の場合、デジタル・オシロスコープの帯域幅はオシロスコープ・フロントエンド・コンポーネントのアナログ帯域幅関数であり、一般的に-3dBポイントと呼ばれます。パルスとステップのような単発性および異常信号イベントの場合はオシロスコープのサンプリング速度に制限することが出来ます。