9:自動波形測定
自動波形側的を活用すれば、簡単に正確な数値を得ることが出来ます。
・大部分のスコープは正確な自動測定を行えるよう、前面部にボタン、または画面に表示されるメニューがあります。
・大部分のスコープでは、基本的な選択項目として振幅、周期、上昇/下降時間があります。
・一部スコープの場合、「応答時間」をさらに短縮できる高級演算機能を持つものもあります。
例:
-FFT、積分、微分、ログ、平方根、絶対値
-サイン、コサイン、タンジェント、ラジアン、度
再度になりますが、追加機能は測定時間を短縮してくれます。デジタル信号処理手法で測定を自動化することにより、カーソルを使うよりもより早く正確で、簡単に繰り返し作業が出来ます。また特定の演算関数に対し、独自の公式を作成することも出来ます。
オシロスコープを選ぶときの12のポイントとして現在まで、帯域幅から始まり、上昇時間、プローブマッチング、サンプリング速度、トリガリングなどをご紹介してきました。引き続き、アプリケーションや操作性などの残りのポイントもご紹介していきたいと思います。