4:入力チャネルの正確性と十分な数
デジタルスコープはアナログチャネルをサンプリングし保存して表示します。一般的にチャネルが多いほどいいですが、チャネル数が多くなるほど価格も上がります。
・チャネル間でサンプリングシステムを共有し、費用を抑えた計測器もあります。しかしながら使用するチャネル数によって、サンプリング速度が落ちることもあるので注意する必要があります。
5:サンプリング速度
オシロスコープのサンプリング速度は映画用カメラのフレーム速度ど似ており、スコープでキャプチャー出来る波形の詳細情報の量を決定します。
・サンプリング速度(1秒間あたりのサンプル数「S/s」sample per second)はオシロスコープが信号をサンプリングする頻度の事です。ここでも「5倍の法則」で、回路で周波数が一番高い部品の最小5倍にあたるサンプリング速度を使用するのが良いでしょう。
6:トリガリング
トリガリングは安定的なディスプレイを提供し、複雑な波形の特定部分を集中的に確認出来るようにします。
・全てのオシロスコープはエッジトリガを搭載し、大部分はパルス幅トリガです。