品質管理の原点 7

20180728

品質管理が正しく行われるためには、
測定器のトレーサビリティが国際基準または国家基準に
従うことが必要です。

それの基準に従って、トレーサビリティを証明する書類が発行されます。
この書類は、ISO 9001などの品質管理を運営するには、欠かせない書類です。
実際、広く産業界には、トレーサビリティを証明する書類が出回っています。

トレーサビリティを証明する書類は、
数値と単位を伴った測定結果によって、
物理量の連鎖を国家基準までさかのぼって明らかにした
校正証明書などの証明書類になります。

ISO 9001を認証取得している企業・組織は、
ISO 9001で規定されている要求事項を満たすマネジメントシステムで運用されています。
この認証は、多くの場合、第三者による審査機関によって認証されています。
ですから、ISO 9001を認証取得してる企業は、
計測のトレーサビリティに関する品質管理体制が
ISO 9001の範囲内で構築されて運用されていることを証明することになります。
当然ですが、これは、あくまでもISO 9001で品質管理を行なっている企業であることが前提になります。