測定値を確認する

20180518

測定した測定結果を、判断することも測定する上で大切になります。

「予測される測定結果とその差を確認する」
測定するモノの測定結果の値を予測して、測定することです。
そうすると、測定器が表示する測定値が、
大幅に違った場合に測定器が正しく利用されていないなど、
間違いに気がつきやすくなります。

「測定値のバラツキ具合を確認する」
測定結果を確認して、どれほどバラツキがあるのかを確認しましょう。
それが、想定内なのか、異常なのかで測定器に問題があるのかを判断できます。

「再現性の確認」
再現性(繰り返し性)とは、同じ測定を何度か行っても得られる測定値が
どのくら、同じ測定値を示すのかを示す、つまり、一致度合いを確認します。
一般的には、3回以上同じ再現性が見られていることを確認します。
また、短期間での実施だけではなく、長期的に行うこともできるでしょう。
そうすれば、その測定値の安定性が確認できます。

「即知の量の入力に対する差を確認する」
即知の量の入力に対する、測定器の出力を確認するとことも大切です。
これは、測定値の再現性がなく、今回だけ、間違っている測定値かもしれない場合に
確認する方法の1つです。

測定器の0(ゼロ)点を確認すると、
測定器の経過変更を確認することができます。

正しく測定器を選んでも正しい測定結果かどうかを確認することは、
正しく測定するのに非常に大切なことです。