正しく測定する 2

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正しく測定するためには、
測定の結果が、どのくらい正しく測定されているかを知る必要があります。

正しく測定されているかを知るためには、いろいろなポイントがありますが、
下記の点は、共通するのではないでしょうか。
・測定の目的を明確にする
・測定する際に必要な精度を知る
・測定器の測り方を理解する
・適切な測定器を使用する など

まず、「測定の目的を明確にする」ことについてご紹介します。

測定するのは、さまざまな理由や目的があります。
今回は、何のために測定するのか、その結果で何をするのか、という点を
測定する前に、明確にすることをご紹介します。

そうするなら、どんな測定器を利用するのかを考える助けになります。
正しい測定をするには、目的に適した測定器を選ぶ必要があります。
測定器には、それぞれ特徴がありますから、
今回の場合は、デジタルが良いのか、マイクロメータの方が良いのかなどを選べるでしょう。

もっと重要な点として、
測定器から得られた測定結果は、測定の目的から見て妥当な数値であるかどうかを確認できるのは、
測定者自身であることを忘れないでください。
測定結果が示す、値から何を示しているかをイメージでできないと、
その測定が正しく行われているか、正しくないのかを判断できないからです。

例えば、熱電対の温度を測定しているとします。
デジタルマルチメータの表示結果が示す、熱電対は何度であるかで、
その結果が、正しく測定されいるか、されていないかを判断できる必要があると言うことです。